創業者である「Kihachiro Onitsuka(鬼塚 喜八郎)」氏が1949年に創業した「オニツカ株式会社」から歴史をスタート。その後「Onituska Tiger(オニツカタイガー)」を経て、1977年に日本が世界に誇るナショナルスポーツブランドへと成長を遂げる「asics(アシックス)」へと改名。2015年にはこれまでの歴史に基づくテクノロジーをユニークなスポーツライフスタイルとして体現するブランドとして「ASICS Tiger(アシックスタイガー)」の名を冠してリスタート。そして日本のスポーツシーンに於いても大きな節目を迎える2020年より、スポーツシーンとライフスタイルシーンの垣根を取り払いスポーツシーンで培ったテクノロジーをライフスタイルで提案するブランド「ASICS SportStyle(アシックススポーツスタイル)」として更なる飛躍を目指します。

そんな同ブランドの中でも圧倒的な人気を誇り1990年に発表された「Gel-Lyte III(ゲルライト3)」の生誕30周年を記念したスペシャルプロジェクトが始動。

「asics」のデザイナーとして幾多の名作を輩出し「Gel-Lyte III」のオリジナルデザイナーとしても世界的にも認知されている「Shigeyuki Mitsui(三ツ井 滋之)」氏と「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」のクリエイティブディレクターを務めながら、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「Shigeyuki Kunii(国井栄之)」がタッグを組んだ珠玉のコラボレートモデルがゲリラリリース決定。

長距離ランナー向けのパフォーマンスシューズとして開発された「Gel-Lyte III」は、画期的な発想と斬新な機能美で当時のスニーカーシーンに衝撃を与えました。「クッション性」を追求する事で凌ぎを削ったランニングシューズ市場は徐々に「アッパー」のフィッティングや「シュータン」の形状等に着目。そんな時代の先駆けとして90年代初期にリリースされ、長距離ランナーにとって常に付き纏うリスクであるBadlib Syndrome(バッドリブシンドローム)を最小限に抑えながら「シュータン」が左右にズレるのを防止し、血管が集中する足の甲に掛かる無駄な負荷を軽減させる等、様々な目的を達成した当時のテクノロジー「Split Tongue(スプリットタン)」を搭載。更に「衝撃吸収性」に優れながら圧縮永久歪みが非常に小さく「耐久性」に優れている為、長期に亘り「安定性」を維持出来る「Gel(ゲル)」ユニットを搭載した「成型ミッドソール」を採用する事で「クッション性」も飛躍的に向上。そんな当時の考えられる最高のテクノロジーを高次元で組み合わせた事で、シリアスランナーからも高い評価を獲得した名作です。

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2015年に「Gel-Lyte III」の25周年を祝した「Monthly Collaboration Project(マンスリーコラボレーションプロジェクト)」のトップバッターとしてリリースされた「Gel-Lyte III “Trico”」や2016年に登場した「Gel-Lyte V “Trico”」そして「Gel-Kayano(ゲルカヤノ)」シリーズの25周年を記念したアニバーサリープロジェクトとして、初代「Gel-Kayano Trainer(ゲルカヤノトレーナー)」と最新作「Gel-Kayano 25(ゲルカヤノ25)」をフィーチャーしたコレクション等、これまでに歴代のコラボレートモデルのコンセプトとして採用して来た”Trico(トリコ)”は日本語の”虜”とのダブルミーニングとなっており「asics」の前身である「Onitsuka Tiger」のエポックメイキングとして、多くのユーザーから現在も愛され続ける「Mexico 66(メキシコ66)」のアイコニックカラー「Tricolore(トリコロール)」を現代的なカラーパレットとブロッキングで再構築したカラーコンセプトで、これまで全てのカテゴリーでコラボレートを行って来た「mita sneakers」として「asics」の魅力を総称した言葉としてネーミングに採用して来ました。

今コラボレートはそんなカラーコンセプトを踏襲しながら、オリジナルデザイナーである「Shigeyuki Mitsui」氏と「Shigeyuki Kunii」のアイデアを掛け合わせ、見える部分と見えない部分のアップデートを施しています。

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カラーリングには縁起が良いとされる”赤富士(アカフジ)”や長寿や繁栄を象徴するとされる”鶴(ツル)”、そしてアスリートが”国旗”を掲げながら競技場を駆けるウイニングランの光景等、ローカルアイデンティティとスポーツを織り交ぜながらデザインとして昇華。アイコニックな「レッド」と「ホワイト」を「トゥ(爪先)」から包み込む様に配しながら「インサイド(内側)」の「Asics Stripe(アシックスストライプ)」には「ブルー」「レッド」「ホワイト」のトリコロールカラーを採用。

ディテールにはこれまでに生み出されて来たコラボレートモデルのディテールを絶妙なバランスで散りばめながら「Split Tongue」に「Zip(ジップ)」を搭載する事で「Slip-On(スリッポン)」としても着用可能な2Way仕様に進化。また「クリアアウトソール」から覗く「ミッドソール」下部には世界から見た日本、東京で見た上野を表す”Far East(極東)”が鎮座。「シュータン」には”Tokyo Custom Made”を意味する「東京改」と”Tokyo Ueno”の「フォント」が「ウーブンラベル」で施されています。更に「Glow In The Dark(グローインザダーク)」仕様の「Gel」を「後足部」に設置する事により、普段は内蔵されている為に足裏でしか体感出来なかった「Gel」に直接触れてその機能に体感出来る様にアップデート。

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そして「衝撃吸収性」や「耐久性」に特化した「オープンセルポリウレタン」を使用する事で常に履き心地の良いドライ感を保ちながら、無数のミクロの空気穴から湿気を逃がし「通気性」や「防臭性」に優れる「OrthoLite(オーソライト)」社製の「インソール」には「ASICS SportStyle」と「mita sneakers」の「ロゴマーク」や「Shigeyuki Mitsui」氏と「Shigeyuki Kunii」のアシックスフォントシグネチャーに加えて「Shigeyuki Mitsui」氏がこのコラボレートの為だけに書き下ろした「mita sneakers」のアイコンである「Chain Link Fence(金網)」と”Tokyo Custom Made”を意味する「東京改」が鎮座するだけに留まらず特別仕様の「シューズボックス」を採用する等、様々な節目を祝うべく妥協の無い仕上がりを魅せています。また、今回はコラボレートモデルにフックした「Mesh Pocket SS Top(メッシュポケットショートスリーブトップ)」も同時リリース。

パフォーマンスモデルとして誕生しながら、革新的な機能美でタウンユースとしても世界的に支持され「ASICS SportStyle」のスタンダードモデルとして不動の地位を築いた「Gel-Lyte III」。生誕30周年を迎え、現代に蘇ったエポックメイキングの生みの親である「Shigeyuki Mitsui」氏と「mita sneakers」の「Shigeyuki Kunii」ならではのアイデアとディテールでブラッシュアップした逸足から、コラボレート本来の意味や意義を感じ取って見て下さい。

 

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