1982年にリリースされ、空前のエアロビクスブームと相俟って爆発的なヒット商品となった「Free Style(フリースタイル)」を皮切りに「The Pump Technology(ポンプテクノロジー)」を搭載した「Instapump Fury(インスタポンプフューリー)」や、体重移動によって「Air Chamber System(エアチェンバーシステム)」内の空気が流動する事で足運びをサポートしつつ「クッション性」を生み出す「DMX Moving Air Technology(ディーエムエックスムービングエアテクノロジー)」等、前衛的で画期的なプロダクトを数多く市場に投下して来た「Reebok(リーボック)」。更に様々なブランドやアーティストとのコラボレートモデルを発表し、スポーツとカルチャーの架け橋としても重用な役割を担って来ました。

そんな同ブランドから新たなコレクション「Reebok eightyone(リーボックエイティワン)」が始動。”有りそうで無いものをカタチにする”をブランドコンセプトに掲げ、固定観念に縛られない自由な発想と着る人の事を考えた生地感やディテールを追求するプロダクトを生み出す「Kouhei Ohkita(大北 幸平)」氏 が2007年にスタートしたアパレルブランド「Vainl Archive(ヴァイナルアーカイブ)」。これまでも「Reebok」とのコラボレートモデルを送り出して来た同氏をプロダクトデザイナーに迎えて”世界から俯瞰して見た日本/東京を世界に向けて発信する”と言うコンセプトを掲げるコレクション「Reebok eightyone」は東京のダイヤルコードである”+81″からコレクションネームが命名され、東京が世界中から注目を集める2020年に新たなスポーツミックススタイルとしてスポーツとファッションが融合したプロダクトをラインアップしスタートを切ります。

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今回ベースモデルとして採用されるのは、最新テクノロジー「Zig Energy System(シグエナジーシステム)」を搭載するパフォーマンスシューズ「Zig Kinetica(ジグキネティカ)」。2009年にリリースされた「Zig Tech(ジグテック)」は、特徴的なジグザグ形状の「ソールユニット」には水平方向に衝撃を移動させる事で反発するエネルギーに変換し高い推進力を生み出す「Zig Technology(ジグテクノロジー)」を採用。その画期的な「機能性」から”ドーピングシューズ”とも呼ばれ、オリジナルモデル販売当時は一部のランニング大会で使用が禁止される程の話題となりました。また1994年にリリースされた「Instapump Fury(インスタポンプフューリー)」のオリジナルカラーである通称”Citron(シトロン)”を採用したスペシャルモデルが国内では「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」のみでゲリラリリースされスニーカーヘッズの中でも話題に。

そんな名機のDNAを継承しながら飛躍的な進化を魅せた「Zig Kinetica」には「Zig Technology」をアップデートさせた三層構造となる「Zig Energy System」を採用。日常生活でもその「機能性」を体感出来る高反発フォーム「Floatride Fuel(フロートライドフューエル)」を採用しながら、そのフォームを包み込む事で「耐久性」と「安定性」を向上しつつ高い推進力を加速させる「Energy Shell(エナジーシェル)」そしてゴムバンドの様な「伸縮性」を持ち、高次元のパフォーマンスを持続する「Energy Wave(エナジーウェブ)」を配置。この三つのテクノロジーが高次元で融合するだけに留まらず、緻密に計算され13度に設定されているジグザグ形状の「ソールユニット」がエネルギーロスを最小限に抑えて類稀な推進力に変換。

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今作は「Kouhei Ohkita」氏が今コレクションについて”過去と現在を含めて数あるReebokのプロダクトの中に於いてReebok eightyoneでは違和感を出す事が一番の目的だった”と語る通り、カラーリングはシンプルな「ライトグレー」や「ブラック」を基調とした都会的な雰囲気を演出しながら、マテリアルには「エンボス」加工で立体感を表現した「ナイロンメッシュ」や従来の「ナイロンメッシュ」を巧みに組み合わせる事で同氏が語る違和感を表現しつつ「インソール」には「Reebok eightyone」の「ロゴマーク」が刻印されています。

各時代に新たなテクノロジーを市場に投下して来た「Reebok」のアイデンティティを体現しながら、東京から世界へと独自のクリエイションを発信する「Reebok eightyone」。スポーツブランドとしての進化を継承しながら「Reebok」の新たな「可能性」を見出す同コレクションを足元から体感して見て下さい。

 

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